日記に書けなかった事

hiroakim2005-02-16

 九州縦断を決めたのは、寝台特急「あさかぜ」が廃止されるからで、そのためにはまだ寒いこの時期に結構しなければならなかった。でも、暖かい時期と違って日が昇るのは遅いし、日没は早い。おまけに気温も低い。まだまだ走り込んでいない事もあり、1日110kmという短い距離にしておいたのだけれども、ちょっと物足りなかったかも。3日で走った方が良かったかなあ。でも、余裕のある距離にしたおかげで、景色を眺める余裕も出来たし、翌日に疲れを残す事もあまりなく快適に走れたのは事実。今度はもう少し暖かい時期に走りたい。
 日本最初のブルートレインである「あさかぜ」がなくなるというのは、俗に言う「鉄ちゃん」達にとっては大変な事らしく、カメラをかまえた人が沿線やホームにはたくさん。もちろん、列車内にもたくさん乗っていて、あちこちを撮影していた。面白かったのは下関駅に着いた時。出口は後ろなのに、前に向かって歩いていく人がたくさん。写真を撮りに行ったのだろう。
 軽量なロードバイクで出かけたため、車体に荷物は積めない。そのため、山登りで使うバックパックを使ったのだけれども、これが失敗。肩に重さが集中してしまい、痛くなってしまった。だからといって、ロードバイクには小さなハンドルバッグやサドルバッグを付けるのがやっと。それに、レース用のロードバイクには似合わないし。格好と快適を両立するにはどうすればいいか。今後の課題。
 荷物を減らそうとしすぎて、自転車に乗る時の服以外はまったく持って行けなかった。だから、自転車に乗っていない時でも服装はパールイズミのスリークォーターパンツにキャノンデールのウィンドブレーカーという服装でいるしかなかった。たとえ、飛行機や電車に乗る時でも。でも、せめて下着ぐらいは持って行けば良かった。レーパンは締め付けがあるのでリラックスできないし。宿に自転車を置き夕食を食べに行く時ノーパンだったのは今だから笑い話だけど、当時は寒かった・・・
 鹿児島空港をぶらぶらしていたら、紙コップの自販機に、「ミックスドリンク カルピス・リアルゴールド」というのを発見。いったい、どんなものなのだろうと買ってみたら、色も味もリアルゴールド。だだし、浮いている泡が白っぽくてカルピスだった。
 旅の最中の更新は、すべて京ぽんから行った。目的地に着いたら忘れないうちに「はてな」に接続して更新。文字入力のしづらさを除けば、更新手段として十分だった。ただ、揺れる鹿児島空港行きのバスの中でじっと小さい文字を見つめていると、気分が悪くなってきたが。