紅葉を見に古峰ヶ原へ

 昨日行った群馬の紅葉が今ひとつだったので、今日は栃木県へ。行き先は走り慣れた粕尾峠経由での古峰ヶ原。紅葉が最後の見頃を迎えているという事だったので、行ってみることに。

 いつも通り、鹿沼をスタートして粕尾峠を目指す。昨日の疲れが若干あるのか、それとも単純に日頃の運動量が足りないだけか。たぶん、両方だと思うがあまりペースが上がらない。紅葉見るのがメインという事で、のんびり上ろう。川沿いにしばらく進むと、道沿いにもみじが。いつもなら上る途中で写真撮るために止まるなんて事は絶対にないけど、今日の目的は紅葉だし(笑)気温も高くて、ちょっと服装に失敗したか。

 九十九折りの手前にある急勾配でペースが落ちる。全然脚に力が入らない。調子が良い時の8割くらいのペースかなあ。無理せずのんびりでも、走り続けていればそのうち峠には着く。九十九折りのカーブにつけられた番号を数えながら上るうちに粕尾峠に到着。でも、本当にきついのはここから。前日光への上りがかなり急。ダンシングとシッティングを繰り返しながら何とかやり過ごしている打ちに、他のサイクリストに遭遇。自転車から降りてた。まあ、きついからねえ。

 古峰ヶ原へ向かって下ると、前方に奥白根山が。上の方は雪化粧していて、東日本で一番高い盟主らしい荘厳な美しさがある。夏に登ったのはいつだったかなあ。またいつか登りたい。紅葉も綺麗で、景色を堪能しながらのんびり走る。上ってきて良かった。山全体が赤や黄色に彩られていて、この時期にしか見られない景色が広がっていた。

 さて、あとは下って平坦を少し走れば良いだけ。ピットインリキッドを1本飲んで気合いを入れる。さすがに標高1300mからのダウンヒルは寒かった。下るに従って気温が上がる。生き返った気分。鳥居をくぐったあともダラダラ下り。短い上りを一つ越え、交通量の少ない道へ。あとは稲刈りの終わった田んぼを眺めながら平坦を走ればスタート地点。

 走行距離は76kmくらいで、登坂標高は1400m弱。標高1000m以上の峠に上るのは、これが今年最後かな。これ以降は寒くなるし、もう山の季節じゃない。