都内をポタ

 予定通り、今日は都内をポタ。まずは富岡八幡宮を参拝。ここに来たら、やっぱり横綱力士碑。歴代の横綱の名前が彫られている。身長の碑とか手形、足形もあった。でかい。一番新しい面は、外国人力士の名前しかない。ここに日本人力士が並ぶ日は来るのだろうか。裏に回ると、浅間神社と小さな富士塚も。

 自転車に戻り、出発。という時に気がつく。足を蚊に刺されまくった。次の目的地、佃島へもえさんの先導で到着。佃天台地蔵尊へお参り。路地を抜けて行く。その次は、お馴染みの佃小橋を眺め、住吉神社へ。遠く大阪から連れてこられた漁師達は、故郷を思いこの神社を建てたのだろうなあ。裏手に立派なレンガ蔵が。入口は傾いてたけど。

 霊岸島水位観測所を眺めた後は、日本橋周辺をぶらぶら。常磐橋と常盤橋門へ。震災以来通行止めで現在修復中。いつになったら通れるようになるのだろう。

 続いて日本橋へ。明治時代に作られた、装飾も見事な橋。でも、みんな肝心の日本国道路元標を見てないなあ。道路の真ん中にあるから、気がつかないのも無理はないが。随分と長い時間いたはずなのに、注目している人はゼロだった。ちなみに橋の脇にあるのは、複製品。その反対側には、魚河岸跡。佃島の漁師が江戸城に献上して余った魚を売りさばいたのが始まりとされている。という具合に、ポタのストーリーを組み立ててたりする。

 茅場町霊岸島を通って南高橋へ。都内に残る、2番目に古い鉄橋。昔の両国橋の真ん中部分。明治時代に作られたものは作り方が違う。渡ると鉄砲洲。昔の川の上を走り、明石町へ。明治の初めには外国人居留地があった場所で、今は聖路加病院。アメリカ公使館跡の看板はあるが、肝心の記念碑の場所はどこにも書いてない。という事で、裏手に回って記念碑のある場所へ。ここで少し休憩。コンビニでガリガリ君購入。

 次に行ったのは、勝鬨橋の電気設備跡を利用した資料館へ。冷房効いてて涼しい。昭和の初め頃に作られた発電機や変電施設は今の機械にはない美しさがある。資料館を出たら、勝鬨橋へ。今でも開閉部分を歩くと振動が凄い。歩道には橋を上げる時に使った信号がまだ残っていた。

 橋を後にして、波除神社へ。ここの見所は、やっぱりすし塚や海老塚、玉子塚などでしょう(笑)いや、本当は由緒ある神社なんだけど。築地市場はいつ来ても人がいっぱいで活気がある。

 さて、最後は浜離宮へ。北側にあるのに南門橋を渡り、園内へ。キバナコスモス、第一弾はそろそろ終わり。次の花畑はまだあまり咲いてない。という訳で、ちょっと谷間だったかな。園内をのんびり散策。ここは回りの高層ビルと日本庭園という不思議な組み合わせが見られる。それにしても暑い。干上がりそう。鴨場とかを見て一回り。江戸時代は将軍が鷹狩りで遊ぶためにこれだけの施設を作ったのだから、規模が違う。



 これでポタ終了。お腹が空いたので、適当に走ってお店を見つけ、ようやく遅いランチ。ハンバーグプレートとアイスコーヒーでのんびり。自転車に乗るばかりじゃなく、歩くと景色も違って見える。