穴子と枇杷の南房総ツーリング


 今度は南房総でのグルメ三昧。いつものルートで道の駅とみやまの前を通り、佐久間ダムへ。初春には水仙で賑わった地域も、今は人影まばら。見るものもないので、ひたすら上るのみ。県道まで下ると、すぐに上り。横根峠からもみじロードへ。細かいアップダウンが続くが基本的には下り基調。ひたすら下ハンで踏み続ける。さすがに疲れた。それでも、湊川沿いまでの最初の25kmは平均時速29.5km。真面目に走った。

 このペースだと、開店よりもずいぶんと早く着いてしまう気がするが気にしない(笑)佐貫を過ぎた辺りから、ようやくペースダウン。漁港に立ち寄り、立ち並ぶ電柱を眺める。それぞれに変圧器が付いていて、しかも、その先のケーブルはどこにもつながっていないという謎の施設。電線はつながっているので電気は流れてると思われるが、一体何のために作ったんだろう。

 予想通り、予定よりも1時間半ほど早く昼食の店の近所に着いてしまった。仕方がないので、公園を散策。明治時代に砲台が作られた要塞跡だが、今は普通に公園となっている。展望台からは、スカイツリー筑波山、横浜ベイブリッジなどがきれいに見える。昨日雨が降ったせいか。その後は、砲台跡を見物。コンクリと煉瓦で作られた頑丈な構造物がまだ残っている。

 ようやく時間になったので昼食を食べに大定へ。今日は当たりだった。良い穴子が捕れたようで、ちゃんと大きい穴子が2つ載った、焼き穴子重が出てきた。アサリの味噌汁もいつも通りうまい。美味しかった。鰻と違ってさっぱりしてるのが良い。

 昼食後はコンビニに立ち寄ってから、富浦へ向かって南下。途中、試走の時に見つけた海に向かって広がる田んぼが見える道へ。途中、ちょっとした急勾配もある。もみじロードのアップダウンをのんびりとこなし、県道88号線を南下。途中で県道185号線へ右折。短いけど急な坂を上り、下ると道の駅おおつの里。今日は枇杷シャーベットを食べる。暑い日には最高。

 さらに少し南下し、今度は道の駅とみうら。話のネタにプレミアムびわソフトを食べる。ソフトクリームに凍った枇杷が入ってた。ソフトクリーム自体は普通のもの。ただ、コーンがプレミアム感たっぷりで美味しい(笑)

本当なら、この後は石井農園で枇杷を買うところだが、今年はお休みとの事。せっかくなので、昔から枇杷の栽培が盛んな富岡、南無谷へ。最初に立ち寄ったのは富岡の枇杷園。甘さはあるんだけど、酸味がちょっときついし、もう少し風味が欲しい。ここでまず3つ食べた。次の店を探す。集落の外れのトンネルまで来てしまったのでUターン。たまたま目に入った看板の枇杷園へ。誰もいない。営業中との事なので、まずは試食。あっ、酸味がまろやかで、風味もこっちの方が良い。そのまま国道沿いに北上し、無事に駐車場へ。

 走行距離は123kmで登坂標高は1400mくらい。帰る前にさっきの枇杷農園へ。やはり、ジャージ姿じゃないと気がついてもらえないらしく、さっき来たというと、ようやく理解してもらえた。おまけも5つもらったし。シメに道の駅とみやまでソフトクリーム食べて今日は終了。