甘利山はきつかった・・・

 昨年、エタップ参加のために考えたコースを走ってみる。山練として企画した時は、結局一度も全コースを通して走れなかったし。エタップにもヒルクライムレースにもエントリーしていない今年、なぜそんなにきついコースを走るのかって?単純に走るのが好きなだけ。それ以上でもそれ以下でもない。

 準備して8時少し前に出発。まずは少し下る。これ、山練の基本。その方が高度を稼げるし。先が長いので、ペースを抑えてだらだら上る。県道が終わり、林道区間に入ると、しばらくの間、勾配がきつくなるが、距離は長くない。焼山峠で少し休憩。

 琴川ダムまで少し下ると、目の前には真っ直ぐな上りが。しばらく走ると、道は森の中へ。勾配は緩くなり、快適なサイクリングに。1.5kmの緩斜面が終わると、残るは勾配変化の上り坂。あとのためにペースを抑え、路肩に雪が残る道を上り続けて大弛に到着。途中、雲が多くて展望はあまり良くなかった。残念。

 残すは甘利山のみ・・・なのだが、その途中にあるアップダウンも地味にきつい。荒川ダムまでは快適な下り。ただ、かなり寒いが。ホッチ峠の急勾配を何とか越えて、一気に韮崎へ下る。途中のコンビニで補給。山練だし。韮崎市内を抜け、釜無川を渡ると上りが始まる。今まで抑えて走ってきたおかげか、まだ足は終わってないようだ。

 住宅地を抜けると、徐々に勾配がきつくなる。このコース、序盤がきついので、何とか踏ん張る。とは言っても、、ここで体力使い果たすとスタート地点に戻れないので、頑張りすぎないよう気をつける。時速10km未満でのんびりと上る。いや、好きでゆっくり走っている訳じゃないんだが。ようやく上り始めてから6km通過。まだ、6km?いや、もう6km?速度が遅いと、残り距離が全然減らない。それでも、走り続けていれば、いつかは頂上に着けるはず。諦めずに走り続け、何とか甘利山に到着。

 今回も甘利山グリーンロッジで休息。管理人から、中で自由に休んで良いとの暖かい言葉を頂く。外が寒いので、中ではストーブが。おかげで、汗冷えせずに済んだ。さて、上った後は下り。対向車に気をつけながら慎重に走る。ブラインドコーナーが多いので、カーブミラーもチェックしながらゆっくり曲がる。いつでも避けられる速度が基本かな。

 下り終えたら、スタート地点までは40km弱。最初のうちは微妙に下り基調。若干の向かい風ながらも快調に30km/h強で走っていたが、少しずつ上り始めるときつくなってくる。残り10km。もう足が残ってない。ゆっくり走り、何とか到着。疲れた。

 温泉に入って汗を流し、あまりにもお腹が空いたので途中のPAで軽くどんぶり食べてから帰宅。走行距離は158kmで、登坂標高は4400mくらい。