An Evening with PAT METHENY with LARRY GRENADIER in BLUE NOTE TOKYO

 久しぶりのブルーノート。以前とは受付のシステムが変わっていたので、ちょっと戸惑った。やや遅れ気味の9時頃に2ndステージ開演。

 まずはメセニーが一人で出てきてソロ。いつものピカソギターで、相変わらずたくさんの弦を弾きまくる。盛り上がってくると、お馴染みのギターを叩くシーンも。

 次にグレナディアが登場。デュオでの最初の曲はsay the brother's name。実はこの曲好きなんだよなあ。メセニー・メルドーで一緒に演奏しているのを聴いたことがあるせいか、この二人の演奏は覚えがあって聴きやすかった。その後は、Bright Size LifeやQuestion & Answerなどの名曲を演奏。会場はこっちの方が盛り上がっていたかな。その後は、新曲?聴いたことがない曲が2曲続く。何だか、この日はブルージーな感じの曲が大息が。途中、音が狂ったのか、ステージ上でチューニングを始めるメセニー。アンプを通さない、生の音が聴けるなんて滅多にないチャンス。きれいな音が出てた。

 そして、次が驚きの展開。メセニーのギターに合わせて、パーカッションが。あれっ、この音はひょっとして・・・オーケストリオンだ!カーテンの奥から、隠されていた装置が出てくる。まさか、あの大がかりな装置が、この小さなステージに置かれているとは思わなかった。沢山の楽器の音を重ねての即興演奏。ベースのグレナディアも興味深そうに装置を見ているのが面白かった。ただ、何となく演奏しにくそうに見えたのは気のせい?

 オーケストリオンは1曲だけ、これで演奏は終了。スタンディングオベーション。鳴り止まない拍手。アンコールは1曲。メセニーがソロでPMGの曲をメドレーで弾いて終了。いやあ、凄かった。