銚子と飯岡ツーリング

hiroakim2011-12-04


 まずはスタート地点の小見川へ車で移動。自走出来ない距離じゃないけど、あまり帰りが遅くなるのも嫌だったので。ちなみに、今回のツーリングは社会派です(謎)

 最初は北上して茨城県へ。まずは鹿島臨海工業地帯を走る。ここを走ると、否が応にも日本の産業について考えさせられる。発電所やガス、石油といったエネルギー、石油コンビナート、製鉄所といった日本の土台となる工場が建ち並んでいる。

 それらを眺めた後は、再生可能エネルギーの一つ、風力発電の盛んな地域へ。巨大な風車が最大限の出力で発電しても、火力発電所1機の1%から2%しか発電出来ないという事実には考えさせられる。つまり、ついさっき見た鹿島火力分を風力で賄おうとすると、3500基の風車が必要という事に。

 何十基もの風車が立ち並ぶ海岸線を通り過ぎ、橋を渡って銚子に。ここまでは追い風区間だったので、凄く楽で速かったが、ここからはそうはいかない。犬吠埼を過ぎると、強烈な向かい風。外川ののどかな漁村を通り、日本のドーバー屏風ヶ浦が一番きれいに見えるスポットへ。

 さて、ここからがいよいよツーリングのハイライト。アップダウンばかりなんでしょ?って、確かにその通りなんだが、他ではなかなか見られないジェットコースターな地形を楽しめる。台地が川によって削られ、窪地のようになっている箇所を巡る。個人的には、千葉県で一番好きな光景かも。

 飯岡まで来たら、あとはスタート地点目指して走るだけ。交通量もあまり多くないし、比較的走りやすい地域。昼過ぎなのに斜めから力なく輝く太陽を横目に、ゆるいアップダウンをこなすと小見川。走行距離は113kmくらい。