山練コースの試走

hiroakim2011-05-06


 今日も職場はお休み。そんな訳で、予定通り山練コースの試走へ。もちろん、選んだのは今年の仮想エタップ。そのために昨日は自転車に乗らず休んだのだし。ただ、大弛は5月いっぱいまで通行止めのため、焼山峠しか上れないが、それでも3000m以上は上るコースになるはず。

 9時頃に出発。まずはフルーツラインから県道206号線へと走りさらに林道へ。のどかな農村風景から、だんだんと山の中へ入っていき渓流沿いの九十九折りを上っていく雰囲気はなかなか楽しい。でも、10%くらいの勾配がずっと続くので楽ではない。先は長いので、無理せずゆっくりと上り、焼山峠へ。この先は通行止めなのは知っているけど、一応行ける所まで・・・と思って走ってみたが、ダム湖を過ぎるとすぐにゲートが。夏の山練ではこの先にさらに上っていくのか。

 来た道を引き返し、焼山峠から乙女高原へ。景色は良いけど、路面は悪い。穴に落ちないよう気をつけながら下っていくと、南アルプスの山々が。途中、2つほど小さな峠を越えて韮沢へ。深田記念公園という文字を見つけ、日本百名山の著者である深田久弥が亡くなったのは茅ヶ岳だったなあ、なんて思い出す。金峰山も登った事があったし、昇仙峡にも寄ったから、この辺りは来たことがあるのか。

 韮崎のコンビニで休息。ちょうどお昼だったし。山練の時には8時出発にしないと日没前に戻れなさそうだ。この時点で登坂標高は1900mくらい。この後、コースで唯一の平坦区間を堪能する。と言っても、ほんの4km程だが(笑)そして、いよいよ標高差1100mで平均勾配が約10%という、まさにカテゴリー超級な甘利山へ。上り口からだと、標高差は1200mくらいあって、一般的なヒルクライムレースのコースなみ。

 やっぱり、最初からずっときつい。それでも、ゆっくりならちゃんと上れる。昨年の山練の時には全く踏めない状況だったから、多少はマシになってきているのかも。勾配の変化は少なく、ただ急な九十九折りの坂道が延々と続く。森の中なので景色の変化もないし、距離だけを頼りに淡々と走るしかない。いつまでも続くかに思われた道も、踏み続けていればいつかは終わる。唐突に現れた道の終点には駐車場とロッジがあった。ここまでで走行距離は81kmなのに、3200mくらい上っている。やっと終わった、と思いたいがスタート地点まで戻らねば。

 帰りのコースは全く考えていなかったので、ガーミンの地図を見ながら適当に走る。やっぱり、甲府市内のルートをきちんと考えておく必要がありそうだ。結構混雑していて走りにくかった。戻るまでには50km近く走り、さらに400mくらい上る必要があった。走行距離は129kmで登坂標高は3650mくらい。久しぶりにたくさん上った気がする。