箱根の山奥で絶望を味わう

 諸事情によりしばらく殆ど自転車に乗らない日々を過ごしていたが、そろそろ本格的に乗り始めようと思い、箱根へ。今回も小田原駅へ行くまでに準備運動程度の上りを入れてみた。う〜ん、走りに切れがないというか、体が重い。

 湯河原目指して走っていると、後ろが見えなくなった。一本道だし、迷う事はないだろうという事でそのまま進む。すると、途中で数名のサイクリスト集団に抜かれたので付かせてもらう事に。いや、マイペースで走っていたら追いついてしまったというだけなんだけど。後ろから車が来ているのを注意したり、勝手に集団最後尾をキープ。あっ、ちゃんと信号待ちのタイミングで集団のメンバーに声をかけてますが。

 湯河原で集団離脱。大観山に向けて出発。ツーリングペースで上っていたが、途中から足が動かなくなり、集団から離脱。油断すると太ももが攣りそう。だましだまし走って何とか大観山に到着。この20年くらいで一番調子を落としているかもしれない、というくらいきつかった。いつもより15分くらい遅かったし・・・

 ここからは箱根まで下り。思ったほど寒くなかったので良かった。いつものコンビニで休憩するも、風が強くて体が冷える。立てかけておいた自転車が倒れるし。もう、全然上れない状況なので、標高差140mくらいの長尾峠はスキップして先を目指す。さらに下って御殿場経由で足柄へ。ここで2回目のコンビニ休憩。

 残る長い上りは足柄峠だけ。全然踏めないペダルを何とか回してやっとの事で頂上へ。下り始めはタイトコーナーが続く好みの道。調子に乗って下っていると、予定の分岐を行き過ぎる。戻るのも面倒なので、そのまま下る。あとは適当に交通量が空くなさそうな道を選んで・・・と思うと、なぜかその先には上りが。なぜだ(笑)最後は交通量が増えてきたので、車の邪魔にならないよう、信号ダッシュで車の速度に合わせて走ると、あっという間に到着。疲れた・・・