のんびり筑波山

 約2ヶ月ぶりという久しぶりの筑波山。家を出るのが遅かったので、11時頃に北条へ到着。車から自転車を取り出して走り始める。まずは不動峠へ。あっ、GPSのスタートボタンを押してなかった。タイムは気にせず、85〜90%くらいで淡々と上る。それにしてもサイクリストが多い。おまけに、通行注意なんて立て札があちこちに立っているし。やっぱり、事故とか結構起きているのかな。前半飛ばしすぎたため、後半はペースダウン。まあ、今の体力だとこんなものかな。

 そのまま北側へ下り、フルーツラインを横断。森林公園方面へ向かう。ここは最初だけちょっと路面が悪いけど、交通量はほとんどなくて走りやすい。220mくらい上り、下るとセイコーマートがすぐにある。オレンジスカッシュとあんパンを補給して再スタート。ここからしばらくはほぼ平坦。

 南風に乗って平坦区間を快適に走ると、板敷峠への分岐。ここは相変わらず舗装状況が悪いなあ、なんて思いながら走っていると、巨大なスズメバチ発見!今日一番心拍数が上がった瞬間かも。刺激しないよう、でも出来るだけ早く走り去る。吾国山付近はつつじが綺麗なんだけど、もう終わってるだろうな。それに、登山靴なしではちょっと登れないし。特に立ち止まるわけでもなく、そのまま下って一本杉峠へ向かう。

 一本杉峠は勾配がきついけど、のんびりと走れば我慢出来る範囲。あちこちにツール・ド・さくらがわの看板がある。加波山の登山道分岐付近には休息所のテントも。足尾山、きのこ山を経由して真壁へ下る。途中、何となく膝の裏側付近がかゆいと思ったら、指先に柔らかいものが当たった。・・・ひょっとして山蛭!?筑波山周辺では聞いた事がないけど。

 真壁へ下った後はすぐに風返峠へ上り返す。ここは沢沿いに上るのでせせらぎが辺りに響き渡り、涼しくて気持ちいい。でも、勾配はちょっときつめ。ゆっくりと峠まで上った後は、ご褒美の下り。若干の上りもあるけど、表筑波スカイラインを気持ちよく走った後は不動峠から下って終了。走行距離は94kmで登坂標高は2220mくらい。最初以外はゆっくり走ったし、新緑の中を走る初夏のサイクリングは楽しかった。ようやく今月も一万メートル以上上れたし。