月の沙漠ポタ

hiroakim2010-02-07


今日こそは真面目に走ろうと思ったが、起きたら相変わらず風が強かった。何となく怠いし、外に出る気がしない。とダラダラしていたら時間ばかりが過ぎていく。諦めてBD-1でポタに変更。

帰りは電車で帰って来る事として、行き先は適当!とりあえず風下へ向かって走る。それにしても、凄い風だ。軽く踏んだだけで40km/h以上の速度で巡航出来る。まずは南東へ向かって走る。

やっぱり適当に走るのって楽しい。自分にとってのサイクリングの原点だからかな。凄い田舎道を探して走るのは、まさに自転車でしか出来ない楽しみ。目的地や走るコースを事前に決めると、ただ辿るだけになってしまうので、やっぱりつまらない。

まるでオフロードのような路面の悪い道を抜けると、印旛沼、さらに西へ。佐倉、八街を経由して山武へ。ここから川沿いのサイクリングロードを走って海へ。のつもりが工事のため通行止め。海の少し手前で右折して県道を走る。ここの歩道は一応遊歩道として整備してあるようだ。そのまま進むと、途中で九十九里有料道路の脇へ移動。

道路の左右を行ったり来たりしながら進むと・・・発見!こんな所で見つけるとは!一宮の近所に、木製の橋が。結構長い。でも、閉鎖されていて渡れないのが残念。そのうち、取り壊されてしまうのだろうか。

すっかり気分よくなってさらに先へ。あとは日没まで行けるだけ走ろう。とはいっても国道を走るのはつまらない。適当に走りやすそうな道を選んで進む。房総半島は大きな河川がないので、溜池や小さなダムが多い。結構古そうなものもあって、独特な風情がある。

大原を過ぎた辺りからはお気に入りの道へ。国道から海側へ逸れると、ちょっとしたアップダウンのある楽しいコース。BD-1ではあまり楽しくなかったけど(笑)途中、何箇所かで海が見える。最後の上りを越えると、夕日に向かって道が続いていて、下りきったところが御宿。ちょうど17時になったので、町中に月の砂漠が流れる。つ〜きの〜さば〜くを〜〜〜って、歌ってる場合じゃない。暗くなる前に駅に着かなきゃ。月の砂漠で有名な海岸を抜け、真っ白な駅舎の御宿に到着したとき、ちょうど特急が出発。のんびり各駅停車で帰るか。走行距離は138.6km。登坂標高は950mらしいけど、本当かなあ。