南房総の水仙と林道

　今日は南房総林道ツーリング。まずは岩井にある町営の無料駐車場まで車で移動。房総半島でもさすがにこの時期の朝はちょっと寒い。薄着しすぎたかなとちょっと後悔。

　スタートしてすぐに中学校の脇を通り抜けて道の駅へ。線路の少し手前から細い道に入り、嶺岡林道に向かう。標高差100mくらいの上りを走っていると、両側に水仙畑が。まだ早いけど、楽しくなってくる。

　前回は寄らなかった大崩方面へ行っている事に。当初予定していた道が未舗装だったので、少し先の道を行く。一旦県道まで下り、そこからダムを通って大崩地区へ。あちこちに水仙畑が広がっていて、さわやかな香りの中を走り抜ける感覚は最高。ただ、意外とアップダウンが多いので、前回のコースの方が楽だったかも。

　県道88号線経由で再び嶺岡林道へ。千葉県で一番標高が高い山の近所を過ぎると一気にダウンヒル。下り終えた所で次の嶺岡林道へ。入口に通行止めの看板があったけど、結局問題なく走れた。鴨川までは行かずに、途中で右折して下る。道は悪いけど、里山の農村風景がお気に入りの場所。棚田が広がり、土手に水仙が植わっている。

　しばらく少し先に海を眺めながら細い道を行く。今日は試走なので昼食はコンビニ。食べたらすぐに出発。ここからが楽しいところ。まずは千倉林道へ。広葉樹が生い茂る林道には素堀のトンネルがあり、そこを抜けるとちょっと変わった里山の風景が広がる。かなりお勧め。

　畑集落を抜けると、次は畑林道。ここのトンネルは必見。その先に広がる景色もすばらしい。やっぱりこの2つの林道は外せない。路面の悪い急な下りを抜け、野島埼灯台へ。もう、何度も訪れているスポットなので今日は素通り。その先にある3連の石橋はなかなか見事だった。

　田んぼを抜ける細い道を走っていると、速く走らなくちゃなんて気が起きなくなる。のんびりと景色を楽しみながら走り、次の林道へ。養鶏場の脇を通り抜け、ダムサイドを通って館山へ。時間に余裕があるので、海を眺めて崖の観音の下を通り、県道へ。

　5万分の1の地図では舗装されていそうに思えた林道が実は途中から未舗装だったので、引き返して昨年と同じルートに変更。林道みたいに細い県道を走って県道88号線に出て、犬掛から岩井方面へ曲がってスタート地点へ戻る。走行距離は118km、登坂標高は余計に走った分があったので2005mだった。