エコってなんだろう・・・

 今日は久しぶりに鹿島、銚子方面へ。いつも通り、小見川からスタートする。まずは橋を渡って茨城県へ。鹿島港沿いに走り、工業地帯の中を走る。日曜日は車が少なく、道幅が広いので走りやすい。巨大な工業地帯を支えるために、いくつもの火力発電所があり、共同インフラのパイプラインがあちこちを這いずり回っている。

 のんびりと走って鹿島石油の北にある埠頭へ。対岸の住友金属の工場からは不気味な不協和音が聞こえてくる。これだけ離れているのに聞こえてくるんだから、すごい音量なんだろう。石油、ケミカル、金属と様々な工場が建ち並ぶ工業地帯、でも日本の発展のためにはなくてはならない産業なのも確かなこと。でも、今のままをずっと続けることも出来ない。対岸から聞こえる音はそんな叫びや嘆きのようにも聞こえた。これからのエコっていうのは、この地球を未来に残すために何をしないといけないのか、なんだろうなあ。

 ちなみに、この場所には巨大なコンクリートブロックが立ち並んでいる。それぞれに通し番号が振ってあり、なかなか格好良い(笑)

 この先には、海に向かって伸びるパイプラインが。すぐ近くにある鹿島石油のためだろうか。隣には長い桟橋が。

 これ以上先には進めないので、神栖に向かって南下。石油の貯蔵タンクの脇を抜けると、6基の風車が建設中。この辺りは関東でも有数の風力発電所地帯になっている。

 海沿いの道が通行止めなので、JFEの脇を通り日川浜へ。ここにも何基かの風車がある。その先には当時は関東最大規模だった(今もそうなのかな)の風車群が。ちなみに、この周辺はのどかな農業地帯で、防砂林と思われる木々に囲まれた家々が立ち並んでいる。


 架け替え工事が進む銚子大橋を渡り、千葉県へ。犬吠埼を通って銚子マリーナへ行くと、トライアスロンの表彰式が行われていた。そのまま海沿いの遊歩道を抜け、このあたり独特の起伏に富んだ道を走る。さすがにフロントの変速が壊れたBD-1ではきつかった。畑を抜けると飯岡灯台。もう何度も行っているので今日は素通り。50m以下の短いアップダウンが続く道を猿田方面へ走り、さらに小見川方面へ向かう。途中で日没。今日は満月。まだ出てきたばかりの月が輝いている。明るいLED LENSER T7のおかげで、真っ暗な道を昼間と変わらないスピードで走れる。最後はちょっと疲れたけど、無事にスタート地点に戻れた。走行距離は118kmくらい。