キャノンデールの2010モデルが安すぎる

 久しぶりにキャノンデール情報を仕入れに出かける。いろんな雑誌やサイトで新型SuperSix Hi-Modは紹介されているので知っていたけど、完成車は2009モデルと同じくらいの価格設定だったので、正直高いなあと思ってた。でも、フレームセットの価格を聞いていびっくり。えっ、それって間違いじゃないの?というくらい安い。まさか、キャノンデールのトップグレードのフレームが30万を大きく切る価格で出してくるなんて思わなかった。900g以下のフレームの中では一番安いかも。性能と価格で本気の勝負に出た気がする。フレームサイズ毎に各部のボリュームを変えて剛性を調整するなど、結構凝った作り。スコットやジャイアントに真っ向勝負なのか。アメリカ製じゃないからいらない、という意見もあるけど乗ってもいないものを批判してもしょうがない。少なくとも工業製品としてはかなりの完成度だと思う。
 ついでの情報として、アメリカ製最後のCAAD9も結構良さそう。ついにBB30仕様が追加。フレーム剛性が上がっているはずだから、本気でレースを走りたい人向きか。ただ、パーツ構成が豪華なので値段は高いし、これを買うのはよほどHANDMADE IN USAのキャノンデールが好きな人くらいか。