富津で東京港臨海大橋に出会う

hiroakim2009-03-14


 朝から雨と風が強い。こんな日はドライブかなあ。というわけで、特に行き先も決めずに出かける。雨が上がった時のために、トランクにはBD-1を詰める。ケーブルを交換したばかりだから、ちゃんと変速するかも確かめたいし。車が少ない方向を選んで走っていたら、大多喜にたどり着いた。大多喜といえば竹の子。もう採れ始めているらしく、あちこちに竹の子の看板が。でも、まだまだ高いなあ。ちっちゃい竹の子でも2つで1000円くらい。もう少し待ってから買いに来よう。

 空が少しずつ明るくなってきた。夕焼けくらい眺められるかなと思い、富津岬へ。海沿いを走っていると、巨大な構造物が目に入った。少し先の市営の無料駐車場に車を止め、BD-1で確かめに行く。構造物の正体は東京港臨海大橋の一部。まだ製造中らしく、両側にはクレーンが。トラス部分の一部だと思う。富津から船で東京港まで運ばれ、巨大なクレーンでつり上げられるのだろう。想像しただけでも凄いスケールだ。

 さらに周りをぶらぶらしてみる。すぐ近くには東京電力の火力発電所。送電線の始点。確かに地面から送電線が伸びていて、その先にずっと鉄塔が続いていた。巨大な煙突のそびえる発電設備の隣には、貯蔵タンクが。この形だと液化天然ガスか。だんだん空が暗くなってきた。これ以上天気が良くなることはなさそうだし、夕日を富津岬の先端で見たいので引き返す。途中、謎のピラミッド型モニュメントを発見。行ってみると富津みなと公園のモニュメントだった。カメラで撮ろうとした途端に雨が降り出す。雨宿りをしようと思った休憩所もピラミッド、おまけにトイレまで。でも、全然人影のない寂しい場所。公園の利用者のほとんどは釣り目的だし。

 急いで車まで戻り、富津岬の先端へ。雲の切れ目から、東京湾の向こうに夕日が見えた。富士山は残念ながら雲の中。日が沈みきるのを眺め、のんびりと帰路についた。