南房総の林道巡り

 土曜日はBD-1に乗ってのんびりと銚子までサイクリングだったので、日曜日はちょっと負荷をかけたコースへ。新しい道を開拓するべく、南房総まで車で移動。ハイキング用の駐車場に車を止めて出発。

 やっぱり前日の疲れがあるのか、何となく体が重い。でも、農業用の溜め池があったり、道端に水仙が咲いていたりと、南房総らしいのどかな風景が気持ちいい。

 まずは勝山から鴨川へ抜ける、通称嶺岡林道を走る。今更説明不要の有名な林道だけど、房総半島で一番高い山の近くを通るだけあって景色も良いし、アップダウンの繰り返しが楽しい。ただ、蓋のない排水溝があるのでちょっと要注意。

 海へ抜ける前に嶺岡林道を南へ外れる。コンクリ舗装の急勾配を一気に下る。この辺りは棚田が多くて、山間の農村らしい雰囲気が残っている。いつまでも残っていて欲しい日本の風景という感じ。12月なのに菜の花が咲いている所も。交通量は少ないのに道路だけは立派なバイパスを通り、南三原へ。当初の予定では三芳へ抜ける予定だったけど、出発が遅かったのでショートカット。

 千倉駅を通り過ぎ、料理の神様で有名は高家神社方面へ。まずは千倉林道。うっそうとした森の中を走る。今までの林道とはかなり雰囲気が違い、明るい感じ。舗装が良くないせいもあるが、のんびりと楽しみたい気分になる。ピークをトンネルで抜けると、景色ががらっと変わる。これは楽しいなあ。集落の到着すると林道は終点。

 次は畑林道で千倉へ。起点付近は道路工事のために道が迂回させられるが、しばらく走ると静かな雰囲気に。こちらもピークはトンネルで抜けるが、これが凄い。まるで悪魔の巣のように異様な雰囲気で口を開けている。思い切って闇の世界へ飛び込む。ライトがないと手元さえ見えない漆黒を抜けると・・・目の前には海が広がる!この瞬間はかなり感動的。

 これで今日のツーリングは終わったようなもの。あとは館山経由で北上し、富津館山自動車道沿いの林道を走って出発点へ。走行距離は99kmで、登坂標高は1475mだった。もう少し、ルートを研究したら、春の南房総ツーリングを企画したいな。

http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=fba8f2a1857e52831220185e4a2c0644