美幌峠と津別峠

今日は明日の仕事に備えて北海道へ移動。せっかくの休日移動なので、朝の飛行機で移動してサイクリングを楽しむことに。まずは女満別空港まで行き、自転車を組み立てて、そこからサイクリング。久しぶりの北海道。宗谷岬を目指して走ったとき以来だから2年ぶりか。

走り始めてすぐに、北海道らしい景色の中を走っている自分に気がつきうれしくなってしまう。国道なのに交通量は少ないし、路肩も広い。おまけに信号もほとんどないので本当に走りやすい。美幌からは屈斜路湖方面へ。緩いアップダウンの続く北海道らしい丘陵地を抜けると峠への上り。とはいっても全然峠道らしくなく、勾配は緩いし道幅も広い。すれ違うサイクリストに手を振ったり声をかけたり、北の大地では自然な行為だ。のんびりと上っていたら、突然景色が変わって広々とした高原な趣に。先に見えるたてものが峠か。景色を楽しみながら走っているうちに峠の頂上へ。ザンギととうきびとコアップガラナという北海道ならではの組み合わせで食料補給。ちょっと食べすぎたかも。

ここから屈斜路湖まで一気に下り。標高200mくらいまで下ってからしばらく行くと今日のメインがやってきた。津別峠。標高差も結構あり、距離は短めで勾配のきつい本格的な上り。今日はツーリングモードなので、ゆっくりと無理せず走る。車がほとんど通らず、時折沢を流れる水の音がするくらいの静かな山道を上る。やっぱり背中の荷物が重い。それでも着実に前に進み続けようやく峠へ。ここからさらに2km先に展望台があるというので、当然向かう。今までよりも勾配がきつくなる。もっと軽いギヤが欲しい。我慢して上るうちに展望台に到着。しばらく景気を眺めて休憩したあと、町まで下り。

全く車が通らない道を走っていると、前にキツネが。そのまま跳ねながら逃げていってしまった。やっぱり山奥の大自然の中なんだなあ。さらに下り続けると津別の町が。ここからは今夜の今夜の宿を目指して走るだけ。途中、段々ペースが落ちてきて疲れているのかと思ったら、単に微妙に上り坂なだけだった。下りに入ってからはペースアップ。快調に走って今日は終了。走行距離は117.5kmだったけど、登坂標高は1500m以上だったので結構走ってる?