ツール・ド・のと 3日目

 いよいよ今日が最終日。2日間の疲れは若干あるけど、まだまだ走れそうな感じ。スタート地点へ行くと、すでにたくさんの人達が。なるしまメンバーにも挨拶。後半の上りは当然行きますよね?と誘っておく。スタート順は今日もほぼ最後尾の方。前半の緩いアップダウンのおかげで、能登島を出る頃には先頭が見える位置まで上がれた。

 能登島を出ると、ひたすら海岸沿いに進む。天気は曇りで、走るにはちょうど良い温度。やはり前半はペースが遅め。出来るだけ大きめの集団で走らせようということなんだろうか。最初の休憩所は去年と変わらず水だけ。ちょっとさびしい。次のチェックポイントまではほとんどアップダウンがない。チェックポイントの手前でなぜかちょっとだけペースアップ。この先はいよいよ上り。

 最初の上りは交通量のわりに道幅が狭いためか、ゆっくりと集団走行で上る。せっかく前に上がってきた上りが好きな人達は物足りなさそう。下りきって、もうすぐ昼食だ、と思ったらここでペースアップ。今日も昼食前スプリントが行われた。当然、短い上りで一気に加速して前に出て昼食会場へ。お昼は普通にお弁当だった。

 次の上りまではゆっくりと行くのかなと思ったら、なぜかペースアップ。緩いアップダウンが続くコースを結構速いペースで進む。ちょっとした練習会みたいな雰囲気に。おかげで集団の人数が一気に減ってしまった。レースの時ほどの心拍数には上がらなかったけど、結構きつかった。

 キャンプ場入口の看板を曲がると、明らかに今までとは違う勾配の坂が。さすがにインナーが38Tだときつい。シッティングでじっくりと回してマイペースで進む。先頭は見えてはいるけど、ちょっと気持ちが切れ気味でそこまで頑張る気はしない。淡々と進んでいたら頂上。距離は短かった。パンとジュースで補給したから再スタート。

 残りはあと少し。下りきってからは、時間調整のためなのかかなりのスローペース。上りで遅れた人達も追いついてきた。周りの人達と歓談しながら集団は進む。内灘のゴールは高いところにあるので、当然ゴール前には上りが。一気に上ると、ゴール地点にある風車が目の前に。最後はトラックを半周してゴール。これでツール・ド・のとは終了。今年もトラブルなく無事に完走出来た。3日間先頭集団で一緒に走った人達と握手をし、また来年の再開を誓って別れる。

 のんびりと温泉につかったあとは金沢へ移動。お腹がすいたということで、近江市場で海鮮丼とのどぐろ、ガスエビを食べて満足したあとは、片町方面へ移動。途中、尾山神社の山門を下から眺め、たまたま通りがかったエフエム石川まつりで行われていた清水翔太のライブを聴いた後はスタバでのんびり。なんかお祭りが終わったという気分。金沢駅からは寝台特急北陸で帰宅。楽しかった。