Mt.鳥海バイシクルクラシック

hiroakim2008-07-27


 遙か秋田まで行って参加してきた。矢島カップ Mt.鳥海バイシクルクラシック。いやあ、遠かった。そして相変わらずの脚力のなさを感じたいつも通りのレース展開だった。

 前日はひたすら移動して由利本荘まで。せっかくなので日本海を見に行く。いつも見慣れている太平洋とはやっぱり雰囲気が違う。後ろを振り返ると、そこには鳥海山が。明日はあの山の中腹まで上るのかと思うと、気分が高揚してくる。どんな走りが出来るのかは分からないが、とにかく楽しもう。

 朝の矢島は良い天気。これから上る鳥海山が雲の向こうに見える。本当に美しい姿だ。東北で一番高いその山は、まさに盟主といった趣だ。機会があれば自分の足で頂上まで登山してみたい。今日のコースは中腹までだが、十分に楽しめそうだ。

 スタートからしばらくは集団走行。勾配が緩いので、結構スピードが出る。集団のスピードは付いていけないほど速くはないが、楽に走れるほど遅くもない。この展開は結構苦手だったりする。ある程度は付いて行けたが、序盤で脱落。無理すればもう少し付いていけそうだったが、後半まで足が持たなくなりそうだったので千切れてしまった。先が思いやられる。

 一人旅状態になってからは、一つ前にスタートしたクラスの人達を追い抜きながら心拍数とケイデンスに気をつけながら走る。横に広がっていたりするので、結構抜きにくい箇所も。それにしても勾配の変化が大きいコースだ。緩斜面になったり、ほぼ平坦になったり、時折下りもある。リズムがつかみにくい。

 後半に入り、山道らしくなってくると勾配もそれなりにきつくなる。この辺りから、同じクラスの人がほぼ同じくらいのペースで前を走っていたのでペースメーカーにさせてもらう。上りで限界まで追い込むという感じの走りではなく、何となくだんだんきつくなってくる、という感じ。最後の2kmは急斜面が混じっていて、いつもならもう少しペースアップする所だが、すでにそんな元気はなし。それでも、最低限の目標だった無事チャンピオンクラスの基準タイムはクリア。1時間17分台は悪いタイムじゃないけど、もう少し何とかしたかった。う〜ん、やっぱり峠を走るだけじゃなく、もう少しアップダウンのあるコースをハイペースで走り込まなきゃダメだな。

 帰りの運転が実は一番大変だったかも。土砂降りの雨の中、高速道路を走るのはかなりのリスクを伴う。途中、下り坂でスリップして事故ってるワンボックスとかもあったし。前がまともに見えないほど降ってきた時にはどうしようかと思った。何とか無事に家までたどり着けたけど、とにかく疲れた。