土曜日恒例の筑波山

 最近、すっかり土曜日恒例となってきた筑波山周回コースへ。何か忘れているような気がしたら、心拍計のトランスミッターを忘れた。運動強度が分らないけど気にしない事にしよう。いつも通り北条から不動峠へ。今日はフォームやペダリング時の力の入り方などをチェックしながらじっくりと上る。勾配がきつくなったらシフトダウン、ゆるくなったらシフトアップとこまめにシフトチェンジをして、出来るだけケイデンスと負荷に変化がないように心がける。不動峠程度の短い上りなら、勢いで上ってしまった方が早いけど、今後のヒルクライムレース対策という事で。そんな訳で、無理せずに走ったのでタイムは14分ぴったり。こんなものでしょう。

 不動峠を下り、フルーツラインに出てからしばらくはほぼ平坦なので、次に備えて回復に努める。そろそろもう少しコースを長くしようと思い、板敷峠経由で吾国山をぐるっと回って戻ってくるコースを追加。ほとんど車に出会わないし、一部を除いて勾配もそれほど急じゃないので自転車向き。桜の花びらが道路を覆って白くなっている上を走る。それほど追い込まずにサイクリングペース走り、里へ戻ってくる。うっそうとした山の中を走り続けると突然目の前が開け、田んぼが見える瞬間がお気に入り。

 少し南へ戻り、一本杉峠へ。ここからは前回までと同じコース。ひとつ多く峠を走っているせいか、ちょっと足が重い。インナーローまで落としてじっくりと上り、一度下ると一本杉峠。その先の尾根沿いでハンググライダー集団を発見。今日は対向車が多そうなので、いつでもラインを自由に変えられるスピードでダウンヒル。細い林道なのに、何台もの車とすれ違った。

 上曽峠から一度下って湯袋峠、風返峠と走って不動峠へ向かう。なぜか今日も先週と同じく時速30km走行をしている車が後ろから付いてくる。なんだかレースの最後尾でほうき車に追いかけられている気分。平坦や下り区間は問題ないけど、短い上りで出来るだけスピードが落ちないようにして追い抜かれないようにしないと。一度抜かれると、抜き返すのは困難だし、下りは遅すぎて後ろを走るだけで疲れるし。この区間が一番頑張ったんじゃないかと思うくらいキツかったけど、無事に不動峠へ。慎重に下ってスタート地点へ戻る。走行距離は84kmくらいだけど、登坂標高合計は2030mくらい。