たまには思いっきりロングライド

 久しぶりに200kmくらい走ってみようと思い、朝早めに出発。まだ時間が早いし曇り空なので結構気温が低い。ウィンドブレーカを持ってきて良かった。走りながら着ようとしたら結構手間取った。素直に一度止まった方が早かったか。天気予報では晴。期待しよう。

 しばらく走れば暖かくなるかと思ったけど、ジャージ1枚で走るにはまだ寒そう。心拍数に気をつけ、70%くらいまでに抑える。先は長いし、ロングライドではスロースタートは鉄則だと思う。ちょっと遅いかなと思うくらいのペースで走り始めれば、後半まで体力が持つから。

 風はほとんどないけど、何となく向かい風。ちなみに天気予報では北の風、日中は南の風ということだから、ようするにずっと向かい風らしい。まあ、人生そんなもん。いつもだったら目的地の遊水地も素通り。ようやく中間点。

 しばらく走るとほとんど風がなくなり、快適にペースアップ出来るように。ひょっとしてそろそろ風向きが変わるのか。グライダーの飛行場を過ぎてしばらく行くと、子供が道路を占拠していた。何かのイベントらしい。通過するのに苦労した。

 看板に従って対岸に渡り、しばらく走る。所々サイクリングロードがなくなったりするので分りにくい。初めて来た時には随分迷ったものだ。看板通りに走るなら対岸に渡るみたいだけど、余計分りにくいかも。ゴルフ場を迂回したりしながら走り続けると、ついに終点に到着。

 さて、あとは来た道を引き返すだけ。とは言っても、家まで96km。先は長い。150kmほど走った辺りで何か尖ったものを踏んでしまったらしく、後輪をリム打ちパンク。チューブを見たら、典型的なスネークバイト。空気圧は低くなかったはずなのに。避けられなかったというのは疲れているのか。スペアチューブと交換して走る。

 何となく走りが重い。パンクしてやる気が切れてしまったのか、それとも単純に空気圧が足りないのか。途中、コンビニに立ち寄り、蒸しパンとカロリーメイトゼリーを補給。ついでに空気圧も少し上げる。やっぱり低かったみたい。

 多少はましになったけど、疲れてペースが上がらないのは一緒。そんな時にナカガワのチームジャージを着た人を発見。普段だったら一緒に走れるペースだけど、今の状態だとちょっと無理。しばらく行くと、信号待ちで止まっていた。目が合ったので、180km走っていて疲れました、なんて話をする。信号が青になったので加速。疲れていてもちょっとダンシングしただけで30km/hまで一気に加速するSystemSixはいいヤツだ。すぐに抜かれると思ったのに、なぜか後を走っている。すると、少しの間だけど前を引きますよ、と言ってくれた。嬉しい!遠慮なく後に付かせてもらう。ラクチン。5kmほど引いてもらって別れる。ここから家まではすぐ。リズムを取り戻したのか、32km/hくらいで巡航。結局最後の10kmが一番速かった。走行距離は190kmくらいかなあ。