ジャパンカップ観戦

hiroakim2007-10-28


 毎年恒例の宇都宮で開催されるジャパンカップを見に行ってきた。プロツアーに参戦するクラスのチーム、選手が日本で走る唯一のレースなので、たくさんの観客が。日本のどこにサイクルロードレースファンがこんなにいたんだろうといつも思う。

 さて、天気もいいし、気温も暑すぎないしという事で絶好のレース日和。ただ、昨日までの雨の影響で、林道を始めとして森の中を走るアップダウンのある部分はまだ路面が濡れている。

 出走のサインと選手紹介を見た後、古賀志林道を上ってみる。別に頂上で観戦する訳じゃなく単に上ってみたいだけ(笑)始めのうちは調子良く18km/h くらいで上っていたけど、だんだんペースが落ちてきてつづら折りの辺りで1ついに2km/hくらいに。その後は頂上に向かって勾配が緩くなってくるので、シフトアップしてペースを上げて頂上へ。元気なうちは勢いで上れるけど、後半はきついんだろうな。

 上り口の勾配がきつくなる部分で何周か観戦。せっかくオリンパスE-510を持ってきたので何枚か写真を撮る。峠はスピードが遅いとはいえ、やっぱり難しい。序盤の逃げはいつもの日本人集団ではなく、ドラパック・ポルシェの選手も入っている。どこまで行けるか。メイン集団はプロツアーのチームがコントロールしている。

 せっかくなので、観戦禁止の区間以外をぐるっと走る。なかなか良い観戦場所はないなあ。やっぱり交差点付近で見ている人が多い。鶴カントリーの上りなんかも結構きついのに観戦している人はあまりいない。距離が短いから?

 いろんな場所で観戦して途中会場内で食事なんかもしていたら、いよいよレースも終盤。逃げ集団とメイン集団の差が縮まっている。でも、メイン集団がメースアップしたというより、逃げていた人達の脚が止まったという感じ。昨年までと違い、プロチームが3つしかなく15人しかいないというのも、あまりペースアップしない理由か。

 最終周回の上りでリッコがペースアップ。反応したのはウェーグマン。調子は良いみたいだ。古賀志林道の上りは距離が短いので、アタックするして差をつけるなら下から行く必要がある。というわけで、目の前で2人が集団から逃げ始める様子を見る事が出来たのも予想通り。このまま2人を中心に下りと平坦で何人かが合流してゴールスプリントになるのだろうと予想したのだが、ゴールラインを一番速く駆け抜けた黄色いジャージはリッコじゃなかった。落車してしまったのか。残念。でも、人気のあるモーリが優勝して、会場は大いに盛り上がっていた。

 以前と比べて自転車で観戦する人が増えたけど、選手が上ってきている横を平気で下る人とか、車が来ているのに止まって避けないとか、ちょっとマナーが気になる人も増えてきた。自転車乗り入れ禁止とかならなきゃ良いけど。

 そんなわけで、デジカメの画像はここ。
http://photozou.jp/photo/guest/Pf1Yf4CHmf