東京国際自転車展2006

というわけで、急いで着替えて家を出たが着いたのは15時の少し前だった。かなりぎりぎり。やっぱり有明は遠い。
まずはバルベルデとロドリゲスのインタビューから。たぶんいろんな人が詳しい内容を書いてくれると思うので、内容については省略。ロドリゲスはジョークが好きらしいということが分かった。ヴェルタバルベルデのアシストを出来なかったのはヴィノクロフに買収されていたからだとしきりに言っていたのが印象に残った。
次に、カンパニョーロの新型をチェック。サイクルモードと違い人が少ないので、思う存分乗れる。まずはコーラスからチェック。後ろの変速は今まで通りだけど、レコードと変速性能はほとんど変わらない。たぶん、目隠しして乗ったら気がつかない。一番の違いはやっぱり重量か。フロントの変速はレバーを一回動かしただけで変速する。今まで見たいにレバーを2度動かす必要はなし。変速もなかなか速くてスムーズ。でも、シマノにはかなわないかな。
次にレコード。やっぱり、フロントの変速は今までと大違い。
そして、最後はケンタウル。メカがエスケープに変わったけど、やっぱり変速レバーのタッチはコーラスやレコードみたいに軽くはない。変速のショックも大きめ。リリースレバーがフロントもリアも一段になっていて、カチッと動かすと一つ分変速する。つまり、カンパの特徴だった、リアの多段変速が出来ない。もちろん、巻き取り側のレバーは何段か一気に変速出来るけど。一気に軽くは出来ても一気に重くは出来ないという事。フロントも細かく動かせないから、変速機にチェーンがあたらないように微妙に調節する事は出来なくなった。でも、カンパを使った事がない人にとってはデジタルな感じで分かりやすいのかも。
それから、変速性能をチェックするならデローサがお薦め。サイクルモード用に完璧に調整したらしく、すばらしい変速性能を体感出来る。ピナレロの方は調整不足って感じで変速がまだビシッと決まらない感じだった。(明日までにはきちんとセットされるかな)
チェーンの寿命については、走行距離の目安は3000〜8000kmだけど、ノギスで長さを測って伸びていたら交換してくれとの事だった。予想通りだけど、シマノと同じような感じ。変速性能に差はないので、よく走る人はあえてコーラスやヴェローチェを使うという手もあると教わった。なるほど、違いは重量だけか。
スラムにも一応乗ってみたが・・・今後に期待って感じかなあ。システムとしては面白いが、肝心の変速性能はシマノやカンパと比べるのはまだ早い。