西明石〜岡山(120km)

hiroakim2006-11-04

昨日の続きで西明石からスタート。今日の予定は岡山までだから、相当時間には余裕がある。のんびりと観光でもしながら走ろう。まずは国道2号線に戻り西へ。時間が早いせいか、若干気温が低めで体が温まるまでは少し肌寒く感じる。ただ、交通量はあまり多くないし路肩もそれなりの広さがあるので比較的走りやすい。しかし、加古川付近で突然国道が一方通行になってしまったのには参った。さすがに車道を逆走するわけにはいかないので、仕方なく歩道を走るはめになった。
しばらく走ると姫路に到着。姫路と言えば姫路城。ということでお城に寄り道。近くから見る姫路城は迫力がある。その美しさは天守閣だけでなく、塀や櫓が複雑に配置されている所にあるのがよく分かる。お堀に沿って城の周りを走り、いろんな角度から眺めてみた。角度によって表情が変わるが、どこから見ても美しい事には変わりない。石垣に使われている石の色がちょっと変わっている。
姫路市外を抜け、再び国道2号線をひたすら走る。相生まで来た所でルートをちょっと変更する事にした。このままだと、あまりにも早く岡山に着いてしまいそうだから。新幹線の線路をくぐり、国道250号線へ出る。相生市外を抜けると、ちょっとした山道に。それほど高くない峠を超え、川を渡ってしばらく走ると赤穂に到着。といっても、駅前を通っただけでそのまま素通りしてしまったので小さな地方都市という印象しかなかったが。赤穂藩が小さな半であった事がよく分かる。

ちょっとしたアップダウンを過ぎると、ようやく瀬戸内海が見えてきた。小さな島がすぐ近くにあり海岸線が入り組んでいるため、あまり海という感じがしない。関東の太平洋ばかり見ている身としては、かなり新鮮な感じ。スピードを落としてのんびりと走る。少し先にはフェリー乗り場なんかもあり、結構たくさんの人が着ていた。世界一狭い海峡のある小豆島への船もここから出ているらしい。今度機会があれば行ってみたい。
海から離れると、すぐに国道2号線と合流。あとは岡山まで走るだけ。
国道2号線から山陽本線沿いを走る国道250号線に進路を取り、気がつくと岡山市街地へ到着。多少寄り道してみたが、やっぱり帰るには時間が早い。岡山を少しだけ観光。後楽園に寄ろうかと思ったが、自転車のまま中に入るわけにいかないのでやめ。川を挟んで向かい側にある岡山城周辺を走る。復元されたコンクリート天守閣だが、石垣だけよりは城らしい雰囲気があって良い。

15時頃、岡山駅に到着。駅の構内にある土産物屋で名物の吉備団子を購入し、駅弁を買って16時前には新幹線に乗る。これで家に着くのが21時近くなんだから、週末を使って自転車に乗り、随分と遠くまで来たものだ。