草津〜西明石(135km)

hiroakim2006-11-03

前回の続きで、まずは草津へ。一旦京都まで行ってから草津へ戻るという罰ゲームのようなスタート。
草津で自転車を組み立て、一路西へ。昔の宿場町の雰囲気が残る町を抜け、国道1号へ出る。まずは東海道の終点の三条大橋を目指す。ようするに、少し前に電車で通ったのを自転車で戻るという事。急がば回れで有名な瀬田の唐橋を渡損ねたり、若干のミスはあったが、坂を越えると京都だった。
やっとたどり着いた京の都、やはり歴史を感じる建物がたくさんある。何気ない路地にも、雰囲気があるし。鴨川にかかる三条大橋を渡り、東海道の長い旅は終わり。
せっかく来たのだから、少しだけ観光。向かった先が稲荷という、ちょっとひねくれた?選択。中心から少し外れた場所にあるため、混雑というほどの人はいない。朱色の大きな鳥居が入口はあり、その先には立派な本殿が。しかし、ここで引き返したら、伏見稲荷大社の魅力はわからない。やはりあの鳥居のトンネルをくぐらないと。本殿の先には、山へ続く参道があるが、ずっと鳥居がトンネルのように続いている。歩いているだけで別世界のような不思議な気分が味わえる。本当は全部歩きたかったが、上の方の一周している部分を省いて本殿へ戻る。

やっぱり立ち寄って良かったと思いながら、自転車に戻るとすでに昼近くになっている。ちょっと時間をかけすぎた。ペースを上げ、西へ向かって走る。追い風なのか、楽に走れる。大阪と神戸を素通りし、明石へ。明石海峡大橋までたどり着いたところで、橋の先に日が沈んでいった。すっかり暗くなった頃に、今日の宿の西明石へ到達。