モーフ・ザ・キャット

 ドナルド・フェイゲンのソロ3部作。輸入版の発売からずいぶん遅れてようやく日本版が発売。音を聞いた印象は・・・特に輸入版と変わらないような気が。少なくとも、ちょっと聴いたくらいではっきりと分かる差はなかった。ただ、ジャケットには違いが。というのは、バーコードが帯に印刷されていてジャケットにはない、ということじゃなくて、色合いが違う。はっきり言って、日本版のジャケットは色がいまいち。黒がきちんと沈んでいないという感じがする。
 内容については、全く同じなので特に書く事はないけど、8曲目の「メアリー・シャット・ザ・ガーデン・ドア」のドナルド・フェイゲンのソロは聴き所だと思う。4曲目の「派手なナイトガウン」(ちょっとこの訳はないなという気がする)のイントロも格好良いし、ホーンの使い方やエンディングのホーンも面白い。終わり方といえば、このアルバムの終わり方もちょっと意外な感じがした。なんか唐突に終わる感じが・・・

モーフ・ザ・キャット