風が強い日は片道サイクリング

hiroakim2006-02-12

 今日は北風が強い。こんな日には、折り畳み自転車と輪行の組み合わせで片道サイクリングが気楽でいい。追い風に乗って走っていると、前からの風を感じないので速く走っている気がしないが、メーターを見ると平気で35km/h以上出ていたりする。サイクリングロードを走る時と違い、歩道や車道を走る時には障害物や歩行者、車などを気にしないといけないので、かなり神経を使う。途中、バイパスを使ったのが失敗。車道は車のスピードが速すぎて怖いし、歩道はなくなるし、かなりのタイムロス。やはり自転車で走るなら旧道に限る。
 いくつもの市街地や工業地帯を抜け、木更津に到着。ここに来たら寄るべき所はやはり中の島大橋。初めて来たのはもう5年以上前か。巨大さと人の少なさにびっくりしたものだったが、テレビの影響もあり最近は訪れる人の多くなった。以前は潮干狩りの季節以外は訪れる人のいない場所だったが。島の向かい側にある自衛隊の駐屯地では演習を行っているらしく、たくさんの大型ヘリコプターが飛んでいて爆音を轟かせていた。何回も来ているけど、初めて見た。

 木更津からは、さらに南西方向へ走って今日の目的地でもある富津岬へ。東京湾に大きく飛び出た岬の先には三浦半島がすぐ近くに見える。はずだったが、霞がかかっていてはっきりとは見えなかった。補強工事を終えて復活した展望台の上からは、細長く伸びた岬が良く見渡せる。ゆっくりと眺めていたかったが風があまりにも強いので早めに下る。

 ここからは最寄りの駅まで走って電車で帰るだけ。大貫駅まで走り、時刻表を調べたらなんと行ったばかり。次の電車まで50分位ある。どうしようかと考えていたら、駅前で自転車を組み立てていた人たちがこちらに気がついたらしく話しかけてきた。これから富津岬へ夕日を眺めに行くらしい。今からなら、夕焼けには十分間に合うし、天気もいいからきれいだろう。でも、見通しは良くないから、富士山は無理だろうけど。そんな事を話しているうちに、隣の駅まで大した距離じゃない事に気がついた。どうせ待っているだけなら、もう一駅走ろう。時間は十分あるし。
 駅について時刻表を見たら、何とあと2分で特急が来る!だめだ、自転車を畳んで袋に入れている間に行ってしまう。急いで準備をしてはみたものの、駅構内に入った時にはすでに特急は停車中。当然間に合わない。あと25分待つのか・・・