The Way Up Tour

 東京国際フォーラムで行われたPat Metheny Groupのライブ、すごかった。ソロで始まりそのままThe Way Upを全て演奏し、第1部完という感じ。アルバムでも曲が静かになりLyle Maysのソロになる所がポイントだけど、ライブでも美しい演奏をしていた。Antonio Sanchrzのドラミングも相変わらずすごかったし。曲が盛り上がり、ボイスが入るあたりは本当に最高だった。
 いったんPat MethenyのMCが入り、その後は第2部。いつものおなじみの曲が演奏される。普通は新しいアルバムの曲と混ぜて演奏されるけど、今回は構成上そうなってしまったのは仕方がない。後半の最初はSpeaking of Nowと同様にAntonio Sanchrzとデュオで(Go) Get It、次はSteave Lodbyも加わってJames、さらにLyle Maysも加わってLone Jack、ピカソギターでのイントロの後、Are You Going With Me?と続き、Last Train Home。やはりこの曲は人気がある。そういう自分も、ラジオでこの曲を聴いたのがPat Methenyを聴くきっかけだったから、ライブで聴くとぐっと来るものがある。Antonio Sanchrzのドラミングが軽やかだったのが印象的。Always and Forever、Lyle MaysのソロからFarmer's Trustと続き、エンディングのMinuano (Six Eight)、そしてアンコールのSong For Bilbao。いつまでも終わって欲しくないと思ってしまうような、そんな夜だった。