ツール・ド・のと 1日目

朝起きたら、路面が濡れていた。夜に雨が降ったらしい。天気予報では、局所的に雨が降ると言っている。レインシューズカバーをし、背中にはレインウェア。とりあえず準備はしておこう。

スタート地点へ行くと、行く手の空が真っ黒。どう見ても降ってるに違いない。分かっているのにそちらへ行かないといけないのは憂鬱だ。スタートを待っていたら、なるしま2人ととスワコ3人のお馴染みのメンバー登場。ここでしか会うことがないけど、すっかり顔見知りで、一緒に走っている。

長いセレモニーの後にようやくスタート。自転車競技場を一周して一般道へ。5kmほと走ったところで早速降られる。当たり前だが、雨は冷たい。急いでレインウェアを着ると、濡れずに快適。上半身だけは(笑)雨はさほど長くは続かず、止むと路面は完全に乾いている。降っていないらしい。

最初の休憩所まではのんびりペースだった。それにしても、前を走るサイクリストの走行ラインがひどい。20cm以上も急に横移動されると走りにくいよ。そんな事を思いながら走っていたら、短い上りで先導と前のサイクリストとの間が空いたので抜こうとしたら、思い切りグレーチングでタイヤが滑って落車。久しぶりに転んだ気がする。あと、シュワルベのタイヤが濡れた鉄の上で極端に滑るというのもあったかな。自転車はブレーキレバーが少し曲がった。身体は擦過傷だけのようだ。少し走ったらトイレがあったので、水で洗い流す。結構痛い。

昼食場所はいつもと同じ・・・かと思ったら、少し違う。昨年までの場所は建物が建って使えなくなったようだ。道の駅側が昼食会場になってた。スペースが狭くなったせいか、好きな料理を何点か選ぶ方法ではなく、弁当になっていた。

能登の田園風景を眺めながら走っているうちに門前に到着。ご当地サイダーの輪島サイダーがあったので頂く。それほど甘くなくて、でも普通に美味しいサイダーだった。記念にビン欲しかったけど、持って走るのは無理だしなあ。

あとは丸山峠を越えるだけ。序盤の緩斜面がハイペースできつい。そのうちペースが落ち着いたので、マイペースで淡々上る。前に2人先行されたが気にしない。前が見える範囲の遅れで頂上へ。あとはゴールの輪島まで下り。あっという間に到着。せっかくなので、ゴールスプリント風にハンドルを投げ出してラインを切ってみた(笑)

ゴールした後は歩いて旅館へ。ちょっと時間が早そうなので、近所にある銭湯に立ち寄ってみた。その前に、次は薬局探し。とりあえず、大きな絆創膏を購入。銭湯へ行き、もうゴールしたの?なんて主人と会話して、風呂で汗を流したら、宿へ。今夜は珍しく牛肉が。毎年魚ばかりだったから・・・

走行距離は119kmくらいで平均速度は26.7km。擦過傷はもちろん、山練ジャージが傷だらけになったのも痛い。明日は晴れると良いなあ。明日は腫れないと良いなあ(笑)