ひさしぶりに筑波山へ

 以前は毎週のように通っていた事もあったのに、すっかりご無沙汰になっていた筑波山。久しぶりに走ってみる事にした。まずは車で大池公園へ向かい、そこからスタート。
 VICSの通行規制情報に不動峠が通行止めと書いてあったので、どんな感じなのかを確かめるためにちょっと行ってみる。上り口付近にゲートがあり、全然走れないようになっていた。残念。ここのタイムが自分の調子を探るバロメータだったのに。ちなみに、なぜ不動峠がサイクリストに人気かというと、筑波の峠では平均勾配が緩い方で走り易いから。距離が3.8kmくらいで標高差が280mくらいだった気がする。
 そんな訳で、まずは朝日峠へ。ここは走り屋対策で路面のあちこちに大きな凸凹をつけてあるので、あまり好きじゃない。でも、フルーツライン方面へ向かうにはこれしかない。1/3くらいはダンシングして、現在の調子を探りながら上る。やっぱりSystemSixは剛性が高いのでダンシングしてもBB付近がしなってパワーロスする感覚は全くない。回すよりも踏む感じのペダリングの方がよく進むのかも。心拍数は大体170弱。ある程度余裕を持ったペースを維持して峠をクリア。
 しばらくはフルーツラインを走り続け、軽いアップダウンをこなす。次の坂に備えて心拍数は130台を維持。まだまだ先は長いし。左折して県道64号線へ。しばらく走ると道が狭くなり、右にプレハブ小屋がある交差点を左折すると、加波山の看板がある。いよいよ本日のメインの上り。
 加波山へのアプローチは最初の3.5kmが平均勾配約10%というきつい坂。最初の1kmくらいは少しだけ勾配が緩め。といっても、ずっときつい事には変わりない。今日のためにインナーを36Tに交換したのが役に立った。以前は38Tで上っていたので、ひたすらダンシングという修行状態だったが、このギアならちゃんと回せる。たまにダンシングも交えて最初のピークへ。そのあと2回ほど100m前後のアップダウンを繰り返し、3度目の正直で最高標高点へ。すぐ近くには、麓から見えた2基の風力発電用の風車が見える。
 ここからは、一本杉峠へいったん下り、稜線上を上ったり下ったりしながら2つ峠を越え、最後の峠である風返し峠へ。ここの峠が一番楽。きついのは最初だけなので、そこさえ我慢すれば簡単に上れる。
 峠からは下るだけ。筑波山神社を経由して筑波駅へ。あとは廃線跡を利用したりんりんロードを経由して出発点へ。登坂標高差は約1550mで走行距離は71kmくらいだった。それほど疲れなかったのは、やっぱりペースが遅すぎたか。
http://route.alpslab.jp/watch.rb?id=b666e02f836804bd13c523610e563a2c