サイクリングというより修行

 朝から降っていた雨も午後には止んだので、昼過ぎからいつも通り河川敷をサイクリング。土手の上にあるサイクリングロードは何も遮るものがないため、ものすごい北風が吹き荒れていた。
 行きは北に向かって約30kmほど走るが、とにかく進まない。スピードはいつもの半分くらい。多少の向かい風なら、運動強度を上げてスピードを維持したり出来るけど、今日は無理。倒れないようにバランスをとるのが精一杯。途中、風に飛ばされて何度も30cm以上ハンドルが流されたりして、トレーニングというより修行といった感じ。道路の外側まで押し出されそうになったり、何度かヤバかった。途中、前から走ってきたサイクリストが全くペダルを踏んでいないのそれなりのスピードで走っているのには思わず笑ってしまった。そんなに強い風なのか。2時間近くかかり、ようやく到着。きつかった。
 一休みしたあとは、風下へ向かってサイクリング。途中、右後ろからの風が強くてまともにペダリングできない状態になり、脚を止めているにも関わらず、まったくスピードが落ちない。ちょっと踏み込んだだけで簡単に50km/h以上出るし、45km/hを維持して走るのも全然きつくない。軽く回しているだけで40km/hは出てしまうという、すごく楽しい状態。行きに我慢したご褒美か。あっという間に走りきり帰宅。走行距離は65kmくらい。