SystemSix納車!

 ようやく注文していたフレームが届き、今日無事に納車された。ポジションは今まで乗っていたCAAD7にきちんと合わせられていて、初めて乗るのに全然違和感なく乗れる。ステムの高さだけ1cmほど上がっているけど、特に違和感は感じなかったので、しばらくはこのポジションで乗り込んでみよう。
 ハンドリングにもクセがなく、直進安定性は高い方だと思う。カーブでも自然な感じで曲がる。太くてごつい外見とは裏腹に、すごく乗りやすい。ただ、フロントフォークの衝撃吸収性はCAAD7に付いていたTime製の方が上。路面の細かいゴツゴツは吸収してくれるけど、舗装が荒くなると結構手に衝撃が伝わってくる。リアセクションについては、CAADシリーズと同じだから、もちろんゴツゴツとした感じはない。感動するほど乗り心地がいいとは思わなかった。逆に言うと、CAAD7とTimeのフォークの組み合わせの素晴らしさをあらためて実感したというか。シモーニがジロで優勝した時と同じ組み合わせだし。
 アルミフレームの自転車から乗り換えても違和感がないくらいの剛性感はさすが。だからといって固すぎると感じるほどでもない。一番気持ちよく感じたのが、ダンシングした時。ペダルを踏み込んで一番下に来た時に上に押し戻されるような感覚がある。アルミとはちょっと別次元な感覚。アルミは加速は気持ちいいけど踏んだ分だけ足にくるし、ペダルが一番下の位置をスムーズに回すのがペダリングのコツ。昔クロモリに乗っていた時にはバネを感じたけど、それとも違う。緩い上り坂なんかでダンシングして上るのが楽しくてしょうがない。
 とりあえず50kmくらい走っただけでは疲労度なんて分からないけど、カーボンクランクのおかげもあり足には優しそうな感じがする。向かい風で少し踏み込むペダリングをしても予想以上に前に進んでくれるし。特別軽くはないけど前後の重量バランスも良さそうだし、どんな人がどんな乗り方をしてもちゃんと前に進んでくれそうな自転車だというのが第一印象。