小径車の思わぬメリット

 風が強くてロードで気合いを入れてサイクリングする気分ではなかったので、BD-1でサイクリング。ちょっと気分を変えて、いつもとは違うコースでいつもの目的地を目指す。河川敷のサイクリングロードは風が強い日は遮るものがなくて地獄となるので、出来るだけ住宅や森の中などを通り、風を避ける。
 目的地付近に到達して河川敷の堤防の上に登った瞬間、ものすごい風。特に横から吹いてきたときには、自転車を風上に大きく傾けないと倒れそう。風と格闘しながら、ふと気が付いたのが、小径車は横風に強いということ。キシリウムSLを履いたキャノンデールロードバイクではハンドルをとられない様にする必要があるのに、BD-1は普通にまっすぐ走れる。ホイールが小さいとこんなメリットがあるとは気が付かなかった。
 帰りは強烈な追い風に助けられて気持ちよく走れたが、スピードの落ちが早いので結構ペダルを踏み続けないといけないのがちょっとつらい。35km/hを超えるとハンドルの感覚がなくなるので、30km/hくらいでのんびりと走った方が楽しかった。