チョー気持ちいい

 仕事で北関東の客先へ。客先へ行くのに輪行なんてする人はそう多くはないだろうな。いくら小さくなるとはいえ重さは10kg以上。ロードバイクより重い。階段を上る時は結構大変。最寄り駅で降り、自転車を組み立てる。といってもそこはやっぱりBD-1。組み立てには10秒ちょっとしかかからない。サドルの高さ調整をし、さっそく客先まで約8kmのサイクリング。(仕事だろ)風はちょっと冷たいけれども、天気は快晴。走り出した途端に楽しくなってきてしまった。チョー気持ちいい(北島康介風)やばい、客先へ行かないでサイクリングしていたい。そんな気持ちを抑えて時速28km弱くらいで走り続けて到着。意外と簡単にスピードを維持できる。
 上り坂でダンシングする時には、重心を後ろに残す感じで走るとハンドリングが安定することも分かった。ギア比的にも長い峠とかを上らなければ、フロントをダブルにしなくても大丈夫そう。ダブルにするメリットは、チェーンラインの悪いアウターローを使わなくて済む事か。(リアはロー側2つを除いて考えるべきでしょう。)
 一通り打ち合わせを終わらせ、来た道を引き返す。45km/h位しかスピードを出さなければ、下りでも安定しているし、カーブも普通に曲がってくれる。追い風にも助けられて、平地でも30km/h以上のスピードが楽に出るのが嬉しい。ノーマルのBD-1でも、かなりよく走る事が分かった。趣味性を別にすれば、ほとんどの人にとってノーマルで性能的に問題なさそう。
 それにしても、自転車があるだけで仕事での外出がこんなに楽しくなるとは。車で客先に行っても、これほど楽しいとは思わなかったし。改めて自分の自転車マニアぶりを実感してしまった。