東京国際自転車展

 朝起きるのが遅かったし、行くべきかどうか迷ったけれども、とりあえず行ってみた。本当は、ペタッキトークショーがある土曜日に行きたかったのだけれども、風邪でダウンしていたために行けず。さて、アメリカの有名自転車メーカーが出展しなくなってからずいぶん経つが、それなりに見るものはあると思う。
 トレックは出展していなくても、シマノのブースにアームストロングの自転車が置いてあったり。もちろん、ピナレロのブースにはペタッキのマシンが置いてあった。ブレーキレバーに大きな傷が付いていたところを見ると、実際に使われたものだろう。ジャイアントのブースには、テレコムが使っていたフレームの市販バージョンが。最高級のカーボンフレームとしては、手ごろな価格が魅力だけれども、やっぱり高いことには変わりない。コルナゴピナレロの自転車なんて、平気で100万円以上の値段が付いているし。

 FSAのステム一体型ハンドルのPLASMAが、なかなか握りやすくて良かった。今までのK WINGもケーブルを内蔵できるように穴が開けてあったが、PLASMAはケーブル用の溝がうまくできていて、エルゴパワーの外側のケーブルもうまくバーの中に入れられそうな感じ。バーの上の部分の溝も太めに作られている。チネリより一歩先を行っている感じ。
 ELITEのボトルに面白いものを発見。プロチームのボトルと同じステッカーを貼ってある、小さなボトル。容量は300mlくらいかな。子供向けなんだろうけど、日本では需要がないから売れないだろうな。でも、ちょっと欲しかった。
 FizikのArioneのカーボンバージョンは軽かった。でも、高かった。たぶん買わない(買えない?)と思う。ウイングフレックスのコンセプトのサドルが急増中。確かに乗っていて痛くならないから、いいサドルだと思う。
 カンパのフラットバー用エルゴパワーは何となくいまいち。シマノの方がずっとシフトレバーを操作した時の感触がいい。ストロークが大きすぎるし、タッチも今ひとつ。来年のモデルでは改良されるだろうけど、今年はやめた方が良さそう。