静岡〜三河安城(160km)

hiroakim2006-09-30

 前回の真夏の箱根越えと比べれば、今日は楽なルート。ただ、あまり早起き出来なかったため、走り始めるのが少し遅くなってしまったのが気になるが。静岡駅で自転車を組み立て、ひたすら国道1号線を西へ向かって走る。静岡市街は交差点が多く、交通量も多いので走りにくい。我慢して走り続けると、今度はトンネル。歩道がきちんと整備されていて、しかも自転車が横に2台並んで走れるほど広いのが救い。そのまま歩道を走っていたら車道からそれてしまい、仕方なく道路をくぐって脇道へ出ると旧道だった。
 バイパスの国道と比べ、県道に格下げされている旧道は交通量が少なくトラックなどもほとんど走っていないので非常に快適。途中宿場町なども通りながら大井川へ到着。川自体は広くないけど、河川敷が非常に広いために橋も結構長い。橋を渡り終えると、ちょっとした上り坂。フロントをインナーに落とし、のんびりとクリア。その先は家のない山の中をしばらく走る。途中、バイパスと何度かクロスする。標識はバイパスへ誘導するように書かれている事が多いので、ずっと一本道だったのに突然右や左に曲がっていたら大抵はそっちがバイパスで直進が旧道という事が多い。磐田市付近でバイパスへ入ってしまい、路肩の狭さに悩まされる。しかも交通量が多いから走りにくい事この上ない。たぶん、車からも迷惑だろうし。
 天竜川を超え、しばらく走ると浜名湖が見えてきた。あまり水がきれいではないのか、ちょっとにおう。潮見坂を上り、海のそばから離れる。そろそろ疲れが出始めてきた。スピードもあまり上がってないし。でも、切り上げるにはまだ早い気がする。
 ついに愛知県へ。走行距離は110kmを超えたくらい。豊橋から新幹線で帰ってもいいかなあと思いながら走っていたら、いつの間にか豊川になっていた。行き過ぎてしまったらしい。しょうがない。日没まで走ってみよう。
 気がつくと右手に名鉄が。愛知まで来たんだなあという実感が沸く。でも、名鉄の駅から帰るのは嫌だな。次回来る時に時間がかかりそうだし。気がつくと結構いいスピードで走れている事に気がつく。このペースなら日没までに三河安城に着けるかも。岡崎城の脇を抜け、安城市へ。
 すでに日は沈み、だんだんと暗くなっていく時間帯に。ここで重大な事に気がつく。三河安城の駅ってどこにあるんだろう。地図も持たずに適当に走ってきたので、現在地もよく分かっていないが、とりあえず安城の看板が出ている方へ向かう。しばらく走ると安城駅に到着。さてこれからどうしよう。駅前に地図があるかも知れないと思い、見に行ってみる。やはりあった。三河安城駅へは、ここから一駅で線路沿いに走っている道を行けば迷わず着けそうだ。何とか真っ暗になる前に駅に到着。さて、これから新幹線に乗り、一体何時に家に着けるんだろう。