行き先決めずにサイクリング

 何にも考えずに、適当な方角へ向かって走り、疲れたら輪行して帰るという気軽なサイクリング。いつもあまり走ったことのないところへ行ってみようということで、気の向くままに走っていたら川越に到着。
 時間はまだ早いし、距離も物足りないのでもう少し先へ行ってみることにする。とはいっても、全然土地感のない場所だし、どこがどっちの方角でどのくらいの距離があるのか、いまいちピンとこない。仕方がないので、そのまままっすぐ先へ走ってみる。
 しばらく走ると、だんだん景色が変わってきて川沿いで緑がいっぱいの気持ちが良い雰囲気になってくる。そろそろ疲れてきたし、走行距離が100km位になったら電車に乗って帰ろうと思うが、どの辺に線路が走っているのかよくわからずに走っているので知っている地名が出るまでそのまま進む。
 このまま走り続けると秩父まで行けるということが判明。ただ、ちょっと距離がありすぎるか。着くまでに日が暮れそうだし。もう少し近くに何かないか探していたら、青梅は左方向という看板を発見。秩父よりはかなり近いはずだし、今日の目的地は青梅に決定。
 そうと決まったら、看板に気をつけて走るだけ。ちょっと元気も出てきた。ちょっとした峠を越え(距離は短いが勾配は意外ときつかった)、下りきったら青梅はすぐだった。自転車を折り畳んで電車に乗って帰る。走行距離は大体110km位だった。やはりBD-1だと疲れる。