ヒンカピーが優勝するとは

 今年のツールで一番きつい山岳ステージ。ディスカバリーでランスの7連覇をアシストしているジョージ・ヒンカピーがまさかの優勝。優勝のインタビューでも"I can't believe"を連発していたが、ランスの優勝を最初の年からアシストし続けてきた選手が、ランスの引退の年に山岳ステージで優勝するなんて、出来過ぎの話の用な出来事。かわいそうだったのはペレイロ。積極的にレースを展開してきたのに、最後の最後で前に出られて負けてしまうとは。ゴール時の残念そうな表情が、気持ちを物語っていたと思うが、勝負だからしょうがない。でも、レースを見ていた人はきっとわかっているよ。