久しぶりの筑波山登山

 山に登る事自体が約1年半ぶり。筑波山神社から登る。最後に登ったのは台風の接近していた2003年8月の山形の大朝日岳だから、完全に歩く感覚を忘れている。ただ、自転車乗りは山に登るという事に関しては強い。ペダルを踏む時と山を登る時の筋肉の使い方が似ているのだろう。ほとんど休憩もなく、一気に登りきってしまった。
 頂上付近は残雪がたくさん残っていて一面銀世界。やや霞がかかっているが頂上からの眺めは悪くない。山の稜線がくっきりと浮かび上がっている姿は標高900m足らずの頂上とは思えない景色。下りは所々凍っている所があるので特に気を遣う。何回か滑ってバランスを崩してしまった。やはり全然登山道を歩いていないので下りはゆっくりと慎重にならざるを得ない。登りでは役に立った自転車で鍛えた筋肉も、下りはほとんど関係ないし。つつじヶ丘を経由して下り、神社まで戻る。登山道の終点には鳥居が建っていて、それをくぐると一気に視界が開け人が住んでいる里の雰囲気になる。それにしても、登山道では若い人をほとんど見かけなかった。歩いているのは中高年、しかも女性が圧倒的に多い。今に始まった事じゃないけど。